2025/06/21 03:55 |
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2006/10/12 23:20 |
自動装填装置の話 |
二次元支部のPumpkin ScissorsとBLACK LAGOONの軍オタ的重箱の隅をめくる話第二弾、こっちはPumpkin Scissors話に出てきた自動装填装置の話メインです。
火砲の自動装填装置はどんな砲に装備されているのかと言うと砲弾が重く、人力での装填の難しい艦載砲(戦艦大和は毎分1.8発、長門は毎分2発)
同じ理由で動力源の確保がし易い要塞砲
弾幕を張るため優れた速射性を要される高射(高格)砲
そして戦車砲が挙げられる。はっきり言って戦車砲はそれ以外に比べて必要性が薄いのと信頼性の問題から実用化されたのは第二次大戦後の冷戦になってからで西側は信頼性向上、東側は主砲の大口径化(ソ連戦車は小さい車体に大口径砲を無理矢理詰め込んだ)による装填主の負担の軽減という別々の目的で開発が進められていたものの採用すると装填主がいなくなるので整備や警備等の乗員の負担が増える(自衛隊の90式戦車は車長、砲手、操縦主の3人)ので米軍のM1戦車のように採用していない国もあったりする。
2006/10/08 20:17 |
パクリではない、オマージュだ! |
NEEDLESS THINGSの小太郎さんのパクリっぽいがWW2 の軍用機のリクエストをしたいな~ということでやります、マジで
手持ちの量からして航空機限定ですが大体のモノには対応できると思います。特に日独機はツチノコレベルのレアさで無い限りあるのでヨロシクお願いします。
2006/10/08 03:48 |
対戦車戦闘とは何ぞや? |
ちょっと遅くなったけど二次元支部のPumpkin ScissorsとBLACK LAGOONの軍オタ的重箱の隅をめくる話です。ちなみにBLACK LAGONの話はおまけ程度になってます
※以降Pumpkin Scissorsに刺激されて書いた対戦車戦闘等の話が続きます
まずオーランド伍長のように拳銃一丁で戦車に挑めるかと言うと勝算はともかくぶっちゃけ可能です。(マジでぶっちゃけ)
ドイツ軍の使用していたワルサー信号銃から榴弾を発射できるようにしたカンプピストルというものがあり、普通に手で投擲するよりも射程が長くできるという特徴があった。通常の拳銃より射程は劣るが機関銃座を一撃で破壊できるほどの威力があり、その威力は世界最強の拳銃といっても過言ではない。話を戻して、いわゆるグレネードランチャーの雛形のようなものだがグレネードランチャーと大きく違うのはホーローチャジャー式の形成炸薬が開発され対戦車戦闘も可能になったことで、新たに照準器とショルダーストックを追加したスチュムピストルとあわせておそらく世界で最初で最後の(威力不足ではあったが)対戦車戦闘可能な拳銃だった。
オーランド伍長が使っていたドアノッカーはこのカンプピストルをモデルにしているようで銃身以外はそっくりになっているがドアノッカーがライフル弾のようなものを使うのに対してカンプピストルは元が信号中のためライフリングがないため、発射する榴弾自身に回転を与える旋転型のヒレがつけられている
ちなみにそもそもドアノッカーとは何か?という話をすると第二次大戦開戦当初のドイツ軍の対戦車砲の威力は十分とは言えずフランスのB1bis「シャール」イギリスのマチルダ(ガンダムではない)ソ連のT-34/76、KV1に独軍の3.7㎝対戦車砲がまったく効かず「ゴン!」と弾かれてしまうため敵から「ドアノッカー」(海外の玄関によく付けられている呼び出し用の戸を叩く道具)という”ありがたくない”あだ名を付けられてしまい、それがオーランド伍長のもっている拳銃の名前なっているというわけである、ちなみに本家のドアノッカーであるPak35/36は後に空砲で形成炸薬を発射できるようにして第一線に復活している。さらに言うとこうして対処できなかった戦車は後述する肉薄戦や8.8cm高射砲で対処した。
ほかに特別な対戦車兵器を用いないで戦車に対抗する手段としてはまず火炎瓶が挙げられる。しょぼそうに思えるがノモンハン事件ではまともな対戦車兵器のない日本軍はこれで果敢に対抗しある程度の戦果もあり、ドイツ軍でも危険なため使用が禁止されていたがそれでも使われていた。火炎瓶は適当な空き瓶にガソリンなどの流動性のある可燃性物を入れ、口に紙を詰めて投擲するときにその紙に火を点けてビンが割れたときに燃料に引火させるシンプルな武器(絶対マネするな)であるがこれを戦車のエンジンルームに投げ込めばエンジンを停止させることもできる。他には対戦車地雷もあり、自分が爆発に巻き込まれないようにタコツボなどに隠れて、戦車が近くに来たら足元に投げ入れるのが常等手段だがドイツ軍では手榴弾の信管を使えるものがあり、戦車の近くまで忍び寄り信管を抜いてからエンジンルームに投げ込めばより安全に攻撃することが可能だった。
こんどはBLACK LAGONの話だが実はBARは前にさんざん熱く語ったのであまり言うことはなく強いていえばBARの発射音が若干早かった気がした。
アニメ「ドドドドドド・・・!」
実際「ドッドッドッドッドッ・・・!」
実際はこの文字のイメージよりもう少し速い程度だが耳で聞くと気になる。ちなみにドイツのMG42(現用型はMG3)は発射速度が速すぎて二脚を使った場合フルオートはムリ、バースト射撃が限界みたい、何せ毎分約1400発だし・・・
さらにちなみに言うとエダの使っている拳銃は銃身を長くしたグロック17Lである
2006/10/08 01:22 |
セーラー服と機関砲(間違い) |
セーラー服と機関銃リニューアル放送するんだ。
原作も映画も見たこと無いですが唯一分かるのは
機関銃がグリースガンからMP40に変更された!!!
記憶が正しければ映画ではグリースガン(M3)が使われたはずですが今回はMP40に変ってますね
なんでまたマイナーな分類なグリースガンだったのか不明ですが今回MP40が使われたのはTOPから電動ガンが出たからでしょうか?
とりあえず解説みたいなのをするとM3は形状がグリスの注入器に似ていたから”グリースガン”と名づけられ、トミーガン(いわゆるトンプソンサブマシンガ)の生産性とを解消するために使用弾はトミーガンと同じだがドイツのMP40を意識してプレス加工を多用してつかられた。生産性と伸縮式ストックのおかげで携行性は良かったけど悲しいかな、カッコ悪かったせいか他の銃に比べるといまいちピンとこなかったりする。
ベトナム戦争まで使われた(トミーガンも信頼性と45口径弾の威力からナム戦まで一部の部隊で使われた)ので別に性能は悪くないはずなのに不遇な扱いになってしまう
MP40(シュマウザー)はMP38をプレス加工を多用することで生産性を高めたもので、ちなみにニックネームになったシュマウザーは製作にはまったく関与しておらず、警察用にストックを木製固定式にしたMP41を作った。ボルトがテレスコピック式になっているため反動が少なく、サブマシンガンとしては命中率は高く、連合軍の爆撃により輸送路が寸断される1944年末まで生産が続けられていた。
あんま書いてないけどこんなのでいいかな?
2006/09/30 01:18 |
狙撃銃のはなしとかⅡ |
他の国でも当然さまざまな狙撃銃があったのですがその中からあえて個性が溢れるものをチョイスしてみます。
まず米軍代表のプライベートライアンにも出てきた(自分はまだ見てない)ことで有名M1903A4はスプリングフィールドの狙撃銃使用ですが当時としては珍しくフロント、リアサイトを取り除いていますがこれはスコープを低く配置できるのですがこれが別の悲劇を・・・
元々傑作と呼ばれたドイツのモーゼル銃(元になった型がよく分からないのでこの名前で)を参考にしたので性能自体は良かったのですがスコープを外すには固定しているネジを完全に外さなくてはいけないので万が一無くすと小さいこともあり発見は困難、しかもフロント、リアサイトが無いので射撃が出来ないという二重苦を味わうことになります。また、最初に装備されたスコープが民間用だったので防水性がなかったのとレティクル(いわゆる照準の目安になる部分)がドット、つまり黒い点が打ってあるだけだったので暗い場所や影になったところだと見失いやすいなどの欠点がありましたが結局のところ後の型ではスコープは交換され、総合的にはよかったのでそのまま使われることになりました