| 2026/03/29 19:45 |
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| 2006/11/01 19:58 |
プラモのすゝめ改~烈風A7M1~ |
第三回目プラモのすゝめ改はファインモールドの艦上戦闘機烈風
キット自体は非常に組みやすく、モールドもよいのですが唯一気になるのが主翼と胴体を組み合わせると必ず隙間ができてしまうしまうところで、技術もやる気もなかったのでそのままにしています。このときは一緒に秋水も買ったのですが両方とも箱絵に逆らう形で塗装したので烈風は晴嵐のカラー写真を参考に試作機色の橙で塗装しました。単発戦闘機と言うにはやたらデカく、翼幅は米軍のP-47以上でサイズ的には艦上攻撃機天山をひとまわり小さくしたような感じだ。
ここからは実機の話よん
プラモは左の写真で有名なA7M2ではなくA7M1で、A7M1とA7M2での違いはA7M1が海軍の指示で誉を搭載しているのに対してA7M2は三菱が誉の不調で所定の性能が発揮できなかったからMK9Aに換装した型だ。右の写真がA7M1だと思うがいかんせんピンボケでコントラストがキツイのでなんとも言えない
A7M1とA7M2の相違点は発動機換装に伴ないA7M2では空気取り入れ口が追加され、A7M1で取り付けられていた強制吸入ファンがなくなっていることだ。
| 2006/10/25 17:09 |
機関銃の意外な話 |
零戦は日本軍機としては始めて20ミリ機銃を搭載した実用戦闘機であるが(実験目的で九六式艦戦に装備したこともあるが反動が強すぎて照準できなかった)これは海軍の「将来は防弾装備の充実化で7.7ミリでは通用しない」という研究によるものでこれはノモンハン事件後期に陸軍がI-15/16が防弾装備を整えたところ97式戦はエンジンなどを狙うか50メートルの近距離でなければ撃墜できないという事例でも証明されていた。しかしながら日本の最終的な結論としては「20ミリ機関銃には防弾装置が通用しない」という結論に至り、そのため米軍は零戦を鹵獲しても従来のブローニングM2で十分であるとされてF4Fの簡易型のFM-2では重量を減らすために機銃は6丁から4丁に減らされている。
ブローニングM2は日本では万能機銃のように言われているが実際は口径に対して重量が重く不調も多かったらしく、徹甲弾が無かったため威力も低かったため片翼に3~4丁装備して数で威力を補う形で運用していた。日本軍機には問題なく、欧州でも運用されていたので特にこの点は問題なかったようなのだが少し飛行機に詳しい人ならピンとくるかもしれないがそれならなぜ今の戦闘機は全て20ミリなのだろうか?
大戦も末期になって日本の特攻機が増えると米海軍はレーダー網を駆使して防衛線を張り巡らしたのだが実はこのと銀河や疾風のようにある程度防弾装備をもった機体では威力不足のせいで撃墜できず防衛ラインを突破されることが増えてしまった。そのため米軍は一発でも当たれば敵機を撃墜できる大口径機関砲が必要になったと言う事である。ちなみに同じような考えはドイツにもあってBf109はスピナー内に30ミリ機関砲を装備していて、一瞬の会敵でも敵機を撃墜できるように武装はなるべく命中精度の高い機首に集められていた。
ちなみにそれならばなぜ陸軍の隼は12.7ミリ機銃(ホ一〇三)で最後まで米英軍機と戦えたのかと言うとホ一〇三は一見ブローニングM2のデットコピーのように思えるがM2が装備していない徹甲弾を装備していたからである。徹甲弾は2種類あって信管が無く命中の衝撃で炸裂、発火するマ一〇二と瞬発信管のマ一〇三があり、実際に重爆撃機B-24をたった一発の命中弾で撃墜した例もあり後に残骸が調査されてマ弾の威力が確認されている。
| 2006/10/25 00:16 |
プラモのすゝめ改~紫電一一型甲~ |
第二回目プラモのすゝめ改はハセガワの局地戦闘機紫電一一型甲
紫電一一型甲は下地に銀を吹いた後で川西機の暗緑色は青味がかっていたらしいから紺を混ぜた暗緑色を三度ほど吹き重ねてからカッターの刃先などで削って銀ハゲをしてみた。
最近出たキットなので非常に組みやすく、あっという間に完成してしまい日本機離れした中翼形状はかなり見ごたえがある
ここからは実機の話よん
紫電は本命局地戦闘機の雷電の開発が遅延しまくってたのを受けた海軍が川西の水戦強風を陸上機型にしたもので、甲型は主翼下に20ミリ機銃を入れたガンポッドを懸架しているのが特徴。ちなみに模型の方は水平尾翼を角型にしているが実際に水平尾翼を角型にした紫電は生産性向上の目的で生産されたらしいがすぐに生産性、信頼性、性能の向上した紫電二一型(紫電改)が生産されたから少数生産に終わり写真も残されていない
性能はすこぶる良く、なかなか完成しない烈風と操縦の難しい雷電の代わりに本土防空戦の主役となるべく雷電の生産と烈風の試作をやめて三菱にも作らせようとしていた。たしかに紫電の空戦性能はすごかったがそんな紫電にも欠点があった。搭載された誉発動機が不調気味だったのは言わずもがななのだが上昇力に問題があった。海軍で最高の上昇性能を持つと言われた雷電が6000メートルまで約6分なのに対して紫電は4000メートルまで4分弱、紫電改では6000メートルまで約7分半と零戦並に遅かったのだ。そのため高々度を飛行する重爆(B-29)の迎撃は難しく、はっきり言って局地戦闘機として使うのは無理があったため雷電を再生産する話も持ち上がったが時すでに遅くそのまま終戦となってしまった。恐らく原因は水上機から陸上機への改造による重量増加だろう、太く重そうなイメージの雷電より重いのでしかたが無いといえばそれまでなのだろうが・・・
ちなみに紫電は日本機としては非常に珍しい中翼形状のためよくグラマンと間違えられて攻撃されたらしい
| 2006/10/21 22:11 |
重箱の隅を剥がす話 |
二次元支部のPumpkin ScissorsとBLACK LAGOONの軍オタ的重箱の隅をめくる話第三弾、今回は重箱の隅を剥がす勢いPumpkin Scissorsの元ネタ等の細か~い点を突いて行きます。
ドアノッカーのモデルが恐らくドイツ軍のカンプピストルだろうと言う話は前にしたが、陸情3課が持っていたライフルのモデルはドイツ軍が大戦中に採用していたKar98k、1話で夜盗の持っていたのが西部劇でもお馴染みのウインチェスターM94、ヴォルマルフの持っていたのがモーゼル・ミリタリー
Kar98kは第一次大戦で使われたGew98の銃身を扱いやすくするために短くしたもので、話は前後するが元のモデルのGew98が他国で模倣されるほど極めて優れた性能だったから発展型のKar98kもよかった。現在でも狩猟用などで使用されるほどの性能だがそのせいでドイツ軍はライフルの自動化に乗り遅れた事実もあったりする・・・
ウインチェスターM94はレバーアクション式ライフルで、ハンドガードを兼ねたレバーで排莢と給弾を行なうメカニズムでアメリカで生まれたのだが結果的には軍用としては採用されず結果的には同時期に欧州で生まれたレバーアクション式に飲み込まれる形になった。
モーゼル・ミリタリーはオートマチック拳銃の創成期に作られたもので、マガジンがグリップではなくトリガーの前につけられているからグリップが独特の形状していてその形からブルームハンドル(箒の柄)と呼ばれた。コスト高が理由で軍には採用されなかったけど輸出には成功してさまざまな国の軍隊で採用されて特に中国はライセンス生産もしていた。中国製のモーゼル・ミリタリーは日本軍との戦闘でも使われてここで鹵獲されたものが日本軍兵士にほ使われた。
ちなみにマーキュリー号が首から提げてる伝令書を入れる入れ物はドイツ軍のガスマスクケースだったりする
| 2006/10/20 20:03 |
プラモのすゝめ改~雷電二一型~ |
第二回目プラモのすゝめ改はハセガワの局地戦闘機雷電二一型
この雷電はエアブラシにかなり慣れたころに作ったので個人的にはそ~と~いい出来になってる。(自己満足)上面の暗緑色は半光沢のあるタミヤエナメル暗緑色2を吹いてから暗緑色を吹いたせいか濃い目というかなんとも言えない色に仕上がっている。機内色はタミヤエナメルのコックピット色で仕上げ、マーキングは第302海軍航空隊第1飛行隊、プロペラは完成時の迫力を考えて高空用プロペラにした。
ここからは実機の話よん
雷電二一型は先に生産されていた一一型にラバウルのパイロット達の意見を取り入れて武装を7.7機銃×220ミリ機銃×2から九九式2号20ミリ固定銃×2九九式1号20ミリ固定銃×2に強化したもの(以降20ミリ機銃×4は海軍機の主流になる)で、雷電の機銃が対重爆用に上方に傾けられているのは有名で、実際の角度は4度だったそうだ。
雷電はその形状から運動性能は悪そうに思われるが舵の効きはよく、ファウラーフラップをうまく使用すれば良好な運動性を発揮したとか・・
ちなみに軍用機画像のリクエストまだまだ募集中