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ミリタリーな戯言と独り言

軍事系戯言の坩堝
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2006/10/25
17:09
機関銃の意外な話

4992ca33.jpg零戦は日本軍機としては始めて20ミリ機銃を搭載した実用戦闘機であるが(実験目的で九六式艦戦に装備したこともあるが反動が強すぎて照準できなかった)これは海軍の「将来は防弾装備の充実化で7.7ミリでは通用しない」という研究によるものでこれはノモンハン事件後期に陸軍がI-15/16が防弾装備を整えたところ97式戦はエンジンなどを狙うか50メートルの近距離でなければ撃墜できないという事例でも証明されていた。しかしながら日本の最終的な結論としては「20ミリ機関銃には防弾装置が通用しない」という結論に至り、そのため米軍は零戦を鹵獲しても従来のブローニングM2で十分であるとされてF4Fの簡易型のFM-2では重量を減らすために機銃は6丁から4丁に減らされている。

ブローニングM2は日本では万能機銃のように言われているが実際は口径に対して重量が重く不調も多かったらしく、徹甲弾が無かったため威力も低かったため片翼に3~4丁装備して数で威力を補う形で運用していた。日本軍機には問題なく、欧州でも運用されていたので特にこの点は問題なかったようなのだが少し飛行機に詳しい人ならピンとくるかもしれないがそれならなぜ今の戦闘機は全て20ミリなのだろうか?

大戦も末期になって日本の特攻機が増えると米海軍はレーダー網を駆使して防衛線を張り巡らしたのだが実はこのと銀河や疾風のようにある程度防弾装備をもった機体では威力不足のせいで撃墜できず防衛ラインを突破されることが増えてしまった。そのため米軍は一発でも当たれば敵機を撃墜できる大口径機関砲が必要になったと言う事である。ちなみに同じような考えはドイツにもあってBf109はスピナー内に30ミリ機関砲を装備していて、一瞬の会敵でも敵機を撃墜できるように武装はなるべく命中精度の高い機首に集められていた。

ちなみにそれならばなぜ陸軍の隼は12.7ミリ機銃(ホ一〇三)で最後まで米英軍機と戦えたのかと言うとホ一〇三は一見ブローニングM2のデットコピーのように思えるがM2が装備していない徹甲弾を装備していたからである。徹甲弾は2種類あって信管が無く命中の衝撃で炸裂、発火するマ一〇二と瞬発信管のマ一〇三があり、実際に重爆撃機B-24をたった一発の命中弾で撃墜した例もあり後に残骸が調査されてマ弾の威力が確認されている。

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対戦車用には
2006年10月27日金

現代では欧州が先行して30mmとか採用してましたが、米軍も航空機からの対車両攻撃で20mmの威力不足を実感して30mmの方向に向かってるそうですね。

落雷
2006年10月27日金

たしかに20ミリでは装甲車輌にはパンチ不足だったようですね。
米軍のA-20サンダーボルトⅡは30ミリガトリング砲を搭載していることで有名ですが日本陸軍の試作襲撃機キー93は57ミリ機関砲、さらには75ミリ無反動砲の搭載も予定されていたので何を相手にしようとしてたのやら(揚陸艇への攻撃も想定していてこのような小型艦艇へ高速で行なわれる去り際攻撃はあるていど有効だったとか・・・)

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