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ミリタリーな戯言と独り言

軍事系戯言の坩堝
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2006/11/28
00:53
プラモのすゝめ改~Ju86D-4スーツカ~

第六回目プラモのすゝめ改は独国代表Ju86スーツカ(ハセガワ

P1000037.JPGP1000038.JPG実は日米独急降下爆撃機シリーズとは言っていたもののこのD-4は雷撃機型で爆弾は搭載していない

キットはJu86D型にレジン製魚雷のが入っていて、組み立ては順調に進んだのだがマスキング中の後部キャノピー“うっかり”踏んで割ってしまったから取り寄せする羽目になった。塗装やマーキング自体は他のドイツ軍機と変らないのだが機首に書かれた魚雷にまたがる魔女の絵がなかなかグッドだ。ちなみにこの写真の撮影の後何回かダイブ、つまり高所から落下したので今はもっと酷い状態になってる・・・・

ここからは実機の話よん

24952b62.jpg今回はドイツ軍の魚雷の話をしてみよう。あまり知られていないがドイツ軍の魚雷の種類は意外と豊富でその代表格としてイタリア式のLTF5wとドイツ式のLTF5bが主に使われ、Ju87D-4が搭載したLTF5wは事前に敵船の速度と進路を入力して100m(ちなみに日本軍は約10m)ほどの高度から投下し尾部の空中舵で姿勢制御をしながら滑空し、未来位置へ突入する魚雷だ。ちなみにドイツは潜水艦用の電池魚雷も持っていたが初期のものは不発だらけでノイローゼになった艦長もいたとか・・・・

あと日本から酸素魚雷も送られたけどこれは「扱いがムズすぎる!」ってことで使われなかったとさ

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2006/11/19
23:03
試作機の魔窟№.002

中島十三試陸上戦闘機

42c5ab4e.jpg

 

 

 

海軍の何でも屋

第二次大戦が始まる少し前、世界では双発戦闘機ブームが旋風していてBf110、屠龍、ポテ30、ボーファイター、P-39なんかが作られた。で、日本海軍でもブームに乗って作ったのがGの七化けの始まり十三試陸上戦3e7734c9.jpg闘機だ。ちなみに“Gの七化け”は中島の社内名がGだったとこから来てるのだ。十三試陸上戦闘機は陸攻隊を護衛できて栄発動機2基で零戦以上の(当時はまだ十二試艦上戦闘機)速度と約2400キロの航続距離と重武装を持つ長距離双発戦闘機という要求だったがその中には零戦並み(クドイようだが当時はまだ十二試艦上戦闘機)の運動性を持つという馬鹿げた項目も盛り込まれた。ちなみにこの当時の零戦への要求は九六式艦戦並みの運動性だったんだからやっぱ無理があったんだろう。フラップを工夫したり右の発動機を逆回転させてトルクを打ち消したりしたけど背中の7.7ミリ連装機銃2基が重かったのと元々無理があったのと零戦でも十分陸攻隊をカバーできたから結局採用されなかった。ここで海軍のエライところは無理矢理採用しなかったことで無理矢理採用したBf110はバトルオブブリテンで悲惨な目にあっている。ただ、中島ではすでに十三試陸戦の生産態勢が整っててもったいなかったのと当時有力な陸上偵察機がなかったから旋回銃座を付けたりして二式陸上偵察機として採用して米軍の夜間爆撃が激しくなったら斜銃を積んで夜間戦闘機にしたのは有名な話だ。結局のところ十三試陸戦はその場にあった改造を施されて戦闘機→偵察機→夜間戦闘機と姿を変えていたのだが実は爆装して対地、対艦攻撃をもしていたと言うから呆れる。

ところでなんで遠隔操作式連装旋回機銃なんて装備したんだろうか?普通の旋回銃座じゃだめだったのか?

2006/11/19
02:24
重箱の隅をめくる話in半自動小銃の話

今回の重箱の隅をめくる話はPumpkin Scissorsに出てきた半自動小銃、なぜ半自動かというと自A隊の64式小銃なんかとごっちゃになるとややこしいから

928d61d9.jpgこれは世界でもっとも成功した半自動小銃として有名なM1ガランド(ガーランド)で正式名称はU.S.ライフル キャリバー.30 M1と実に長ったらしい。「世界でもっとも成功した」とは言ったものの他国が半自動小銃開発にあまりやる気じゃなかったから自動的にせり上がった感もあるような気がするがジャムも少なく発射速度は当然速いので使い勝手は良くて兵士からも気に入られていたがやっぱりガランドを語る上では欠かせないがクリップ弾足を引っ張っている。簡単に言うとガランドは今までのボルトアクション式ライフルのように8発まとまったクリップ弾を装填するのだか今までボルトアクション式ライフルと違い途中に上から押し込んで装填できないから全弾撃ち尽くさないと再装填できないということだ。手持ちの弾がなくなったから同じ弾を使ってるBARからもらうと言うことが出来ない、つまり規格が同じでも互換性がないというなんじゃそりゃ的な話になる。さっき“できない”と断言したばかりで申し訳ないが実はできないわけでもない、複雑怪奇なポーズでオペレーティング・ハンドルをホールド・オープンして1発ずつ押し込めば入るのだがべらぼうに力がいる上に少しでも気を緩めると指を挟むから実戦だとできなかったんじゃないかな・・・。あとアメリカ人でさえこの有様なのにガランドを渡された自衛隊員じゃ指が短いから余計無理な気がする。

こんな具合でU.S.ライフル キャリバー.30 M1(なぜここで正式名称!?)の説明を長々としてしまったわけなのだがなんで諸外国で半自動小銃が流行らなかったかと言うと・・・これは私見なのだがメリットよりデメリットのほうが多かったからじゃないかな?ざっと上げるとデメリット:命中精度の低下、重量の増加、機構の複雑化&それに伴なう不具合、重量の増加・・・メリット:発射速度の増加・・・以上じゃないかな?つまり発射速度には目をつむっていままでのボルトアクションライフルを使うかあえて冒険してオートマチックライフルにするかと言うことで結果はごらんの通り、エンフィールド、Kar98k、九九&三八式、モシンナガンといった具合に米国以外は連合枢軸共にボルトアクションが主力だった。あっ、カルカノもいた

060b4def.jpgでも別に開発してなったわけでもなくて発射速度が遅くて点を攻撃するボルトアクションよりも面を攻められるオートマティックの方が有利なのはガ島なんかで証明されていてドイツのGew43(左)、ソ連のトカレフM1940とシモノフ半自動小銃、日本の四式自動小銃なんかが作られてる。Gew43は前に採用されてたGew41を改修した型でヒトラーガランドとも言われてた。ちなみに狙撃銃型もあるぞ。トカレフM1940とシモノフ半自動小銃は共に失敗作とされたが故障しやすくて危険なシモノフはともかくトカレフは機構などでドイツ側に半自動小銃の役に立ってた。四式自動小銃は鹵獲したガランドを元に製作したもので完成品はガランドの欠点だったクリップ式給弾じゃなくてマガジン式にした(日本軍もなかなかやるではないか)からどちらかというとM14に近かった。本土決戦用に温存された、いや諸島防衛戦で使われた、五式が存在したなど時期が時期だけに情報が錯綜しまくってる謎の銃でもあった。

2006/11/12
02:00
試作機の魔窟№.001

良かれと思ってやったことが裏目に出た

ヴォートXF4Ucb6f7141.jpg

 

 

F4Uコルセアといえば12.7ミリ×6の重武装と高速性と日本軍の重爆に匹敵する兵器搭載量を持った高性能艦戦として有名だがその試作機XF4Uは米海軍初の2000馬力級発動機を搭載し、陸上機に劣らない性能を持つ艦上戦闘機というコンセプトで開発され、機体は完成した当時の艦上戦闘機はおろか陸上機すら上回るの性能を発揮したけれどもこういう高性能を狙った機体にありがちな欠陥が続出してエルロンに到っては米海軍のテスト中に細かい改修が96回もされていた。また、この頃は欧州で激しい空の戦いが繰り広げられている時でそれもあって実戦向けの改修として機首の機銃の廃止とか量産と整備性向上のためにフラップが改良されたが被弾の可能性の高かった翼内燃料タンクを胴体に移すという作業が行なわれたんだがこれがこの機体の運命も変えた要因の一つになってしまった。胴体直径と重心の関係からどうしても機首に移さなくちゃいけなくなったからコクピットを81㎝後方にずらした結果ただでさえ悪かった前方視界が極限まで悪化してしまいその他の欠陥も相まって空母から降ろされてしまったのは有名な話だ。ちなみにXF4U-1では主翼内に対爆撃機用小型爆弾40発を搭載できたがやっぱり実用性に問題ありとのことで早々と廃止されたがなぜ艦載機に対爆撃機用爆弾を搭載できるようにしたのかという点には触れないでおこう

2006/11/12
01:22
新企画情報

新企画『試作機の魔窟』、これは試作終わりに限らず実用機では採用されなかった細かい機構などへのツッコミなどをして行こうという岡部ださく氏の「世界の駄っ作機」とややカブリ気味な内容を展開して行きたいこうと言う企画です。

ご期待を!

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