2025/05/06 13:37 |
[PR] |
2007/04/06 00:49 |
更新できんとです |
2007/03/31 04:23 |
第一回日本軍と迷彩 |
日本軍機の迷彩ってというとドイツやらイギリスやらに比べるとどうもマイナーな感じで濃緑色と明灰色のイメージしか浮かばないように感じられる。んがしかし、それはあくまで海軍機に対するイメージで陸軍機はと言うと以外にいろいろなパターンがある。
海軍の場合日華事変後期までは夜間偵察機なんかのごく限られた機種を除けば明灰色(飴色)単色塗装が基本で攻撃機には土色と濃緑色を組み合わせた2色迷彩か濃緑色のみの2パターン、(急降下)爆撃機は濃緑色か単色塗装に太平洋戦争開戦時にはシフトしていた。それで途中から2色迷彩は消えたものの海軍は終戦まで上濃緑色下明灰色の組み合わせを守ってきたわけで、これは私見なんだけど2色迷彩は大陸なんかの地面があるところで有効な迷彩で洋上だとかえって目立ちそうだし迷彩を統一化すれば生産効率も上がるだろうしなにせ海で使う飛行機の迷彩は古今東西地味なのが多いからじゃないだろうか
それで陸軍はわりと派手・・・と言うか複雑なのが多くてジェラルミン剥き出しの無塗装から海軍と同じような濃緑色、二式単戦の初期型とか一〇〇式防空戦闘機の土色迷彩、網目状のメロメロ迷彩に二式複戦やまたもや一〇〇式防空戦闘機の夜間用黒塗装などかなりの種類がある。と言うのも動員された学生やら現地で応急的にテキトーな迷彩をガンスプレーで吹き付けたりしたのもあるのでドイツみたくパターンがはっきり分かれていない言わば“規格外”な迷彩もけっこうあったりしてほかの国ほど分類できないのだ。
続くのか?
海軍の場合日華事変後期までは夜間偵察機なんかのごく限られた機種を除けば明灰色(飴色)単色塗装が基本で攻撃機には土色と濃緑色を組み合わせた2色迷彩か濃緑色のみの2パターン、(急降下)爆撃機は濃緑色か単色塗装に太平洋戦争開戦時にはシフトしていた。それで途中から2色迷彩は消えたものの海軍は終戦まで上濃緑色下明灰色の組み合わせを守ってきたわけで、これは私見なんだけど2色迷彩は大陸なんかの地面があるところで有効な迷彩で洋上だとかえって目立ちそうだし迷彩を統一化すれば生産効率も上がるだろうしなにせ海で使う飛行機の迷彩は古今東西地味なのが多いからじゃないだろうか
それで陸軍はわりと派手・・・と言うか複雑なのが多くてジェラルミン剥き出しの無塗装から海軍と同じような濃緑色、二式単戦の初期型とか一〇〇式防空戦闘機の土色迷彩、網目状のメロメロ迷彩に二式複戦やまたもや一〇〇式防空戦闘機の夜間用黒塗装などかなりの種類がある。と言うのも動員された学生やら現地で応急的にテキトーな迷彩をガンスプレーで吹き付けたりしたのもあるのでドイツみたくパターンがはっきり分かれていない言わば“規格外”な迷彩もけっこうあったりしてほかの国ほど分類できないのだ。
続くのか?
2007/03/27 05:27 |
試作機の魔窟№.017 グラマン |
作ってみただけ

今回のは日本海軍の二式水戦に刺激されて作った(らしい)F4F-3S
たとえば軍事に詳しい人(たとえば自分)に向かって「二式水戦ってフロートつきのゼロ戦なんだよな~」みたいなこと言うと8割りくらいの確立で「いや違う」と返されるので注意しよう、つまりなにが言いたいかと言うと二式水戦は零戦であり零戦にあらずと言うことだ。そもそも水上戦闘機の本命「強風」までの繋ぎとして作られたんだけどここで日本海軍もちゃんと考えたわけで開発元の三菱は水上機の開発経験は少ない、繋ぎといえ水戦はこれからの諸島占領作戦の中では結構重要な機種で万が一ミスったら非常にマズイわけだ。それで水上機の開発経験がある中島に零戦をベースにして作らせた。それで中島もけっこうがんばってくれて、具体的に言えば浮舟は抵抗の少ない単フロートで支柱はコンパクトにまとめられて舵が利きにくくなるのを考慮して垂直尾翼の面積も増やした。それで水上機化した割には最高速度以外はあまり性能も下がってない良作だったわけだ。
で、ここからが本題でこの二式水戦を見た米軍はその性能にかなりビビったみたいで急遽グラマンがフロートつきF4Fワイルドキャットを作った、というかでっち上げたんだが正直言うと作らないほうがよかったかもしれない。フロートは抵抗の多い双フロート、しかも支柱が多いし横舵か安定性が悪かったのか水平尾翼には安定板も付いてる。それで感じんな性能はというとこれもダメだったみたいでそもそも(防弾は性能ではないと考えると)零戦より急降下速度が速いのだけ鈍重なF4Fの水上機化なんてか~なり無理があるだろうしそれから少したつと護衛空母からフロートのないワイルドキャットを飛ばせたんだから無意味に焦って作った上に不必要だったんだな
今回のは日本海軍の二式水戦に刺激されて作った(らしい)F4F-3S
たとえば軍事に詳しい人(たとえば自分)に向かって「二式水戦ってフロートつきのゼロ戦なんだよな~」みたいなこと言うと8割りくらいの確立で「いや違う」と返されるので注意しよう、つまりなにが言いたいかと言うと二式水戦は零戦であり零戦にあらずと言うことだ。そもそも水上戦闘機の本命「強風」までの繋ぎとして作られたんだけどここで日本海軍もちゃんと考えたわけで開発元の三菱は水上機の開発経験は少ない、繋ぎといえ水戦はこれからの諸島占領作戦の中では結構重要な機種で万が一ミスったら非常にマズイわけだ。それで水上機の開発経験がある中島に零戦をベースにして作らせた。それで中島もけっこうがんばってくれて、具体的に言えば浮舟は抵抗の少ない単フロートで支柱はコンパクトにまとめられて舵が利きにくくなるのを考慮して垂直尾翼の面積も増やした。それで水上機化した割には最高速度以外はあまり性能も下がってない良作だったわけだ。
で、ここからが本題でこの二式水戦を見た米軍はその性能にかなりビビったみたいで急遽グラマンがフロートつきF4Fワイルドキャットを作った、というかでっち上げたんだが正直言うと作らないほうがよかったかもしれない。フロートは抵抗の多い双フロート、しかも支柱が多いし横舵か安定性が悪かったのか水平尾翼には安定板も付いてる。それで感じんな性能はというとこれもダメだったみたいでそもそも(防弾は性能ではないと考えると)零戦より急降下速度が速いのだけ鈍重なF4Fの水上機化なんてか~なり無理があるだろうしそれから少したつと護衛空母からフロートのないワイルドキャットを飛ばせたんだから無意味に焦って作った上に不必要だったんだな
2007/03/27 04:56 |
試作機の魔窟№.016 川崎試作戦闘機キー88 |
作らなかっただけマシ?
キー88は操縦席の後ろに配置された発動機が延長軸を使って機首のプロペラを回してそこに大口径機関砲を装備した重戦闘機で、酷く簡単に言えば和製P-39エアラコブラ、機体のレイアウトとかはパクリとしか思えないほど似てるけど本当はキー64(試作機の魔窟№.004参照)を試作してるときに土井氏が前方発動機をはずしてそこに大口径機関砲を積めないかと考えたのが始まりだったらしくて図面を見ると尾翼とかは三式戦のを流用して武装はスピナーと機首下の面白いレイアウトだったらしい。
エンジンみたいな重量物を機体の真ん中に置けば重心が安定するし機首に武装を集中させれば命中精度とか強度も十分あるからなにかと好都合だった。それでモックアップまで行ったんだけどエアラコブラが運動性、高々度性能がスカで期待の大口径機関砲も戦闘機相手だとてんで役に立たなくて零戦とか隼にカモ扱いされててはたしてこのまま開発していいのかということに、それともう一個現実的な問題で搭載予定のハ140が飛燕二型改の分すらできていなかった。そこでもう開発は中止、けっきょくモックアップ審査止まりだった。
たしかに爆撃機相手なら大口径機関砲を活かした迎撃戦ができただろうけど延長軸のギアやらベアリングがちゃんと生産できたか怪しいし発動機は欠陥だらけ、そして最大の問題は飛燕と違ってキー88は空冷発動機を搭載できないことだった。
2007/03/20 02:47 |
ムリです! |