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ミリタリーな戯言と独り言

軍事系戯言の坩堝
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2007/03/31
04:23
第一回日本軍と迷彩

日本軍機の迷彩ってというとドイツやらイギリスやらに比べるとどうもマイナーな感じで濃緑色と明灰色のイメージしか浮かばないように感じられる。んがしかし、それはあくまで海軍機に対するイメージで陸軍機はと言うと以外にいろいろなパターンがある。

海軍の場合日華事変後期までは夜間偵察機なんかのごく限られた機種を除けば明灰色(飴色)単色塗装が基本で攻撃機には土色と濃緑色を組み合わせた2色迷彩か濃緑色のみの2パターン、(急降下)爆撃機は濃緑色か単色塗装に太平洋戦争開戦時にはシフトしていた。それで途中から2色迷彩は消えたものの海軍は終戦まで上濃緑色下明灰色の組み合わせを守ってきたわけで、これは私見なんだけど2色迷彩は大陸なんかの地面があるところで有効な迷彩で洋上だとかえって目立ちそうだし迷彩を統一化すれば生産効率も上がるだろうしなにせ海で使う飛行機の迷彩は古今東西地味なのが多いからじゃないだろうか

それで陸軍はわりと派手・・・と言うか複雑なのが多くてジェラルミン剥き出しの無塗装から海軍と同じような濃緑色、二式単戦の初期型とか一〇〇式防空戦闘機の土色迷彩、網目状のメロメロ迷彩に二式複戦やまたもや一〇〇式防空戦闘機の夜間用黒塗装などかなりの種類がある。と言うのも動員された学生やら現地で応急的にテキトーな迷彩をガンスプレーで吹き付けたりしたのもあるのでドイツみたくパターンがはっきり分かれていない言わば“規格外”な迷彩もけっこうあったりしてほかの国ほど分類できないのだ。

続くのか?
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無題
2007年04月03日火

迷彩に関する考察も、つきつめればとても面白いですよね。
でも、たとえば陸自のチヌークの迷彩パターンと空自のチヌークの迷彩パターンがどうして違うのか、すごく気になるところです・・・。

無題
2007年04月05日木

チヌークは海自だと洋上での運用を考慮した迷彩でしょうかね?同じ環境でも(特に昔は)国ごとに個性があったのでそれもあるかもしれませんね

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