忍者ブログ

ミリタリーな戯言と独り言

軍事系戯言の坩堝
RECENT ENTRY RECENT COMMENT
[03/05 チョッパー]
[03/02 ichi]
[03/01 チョッパー]
[03/01 ichi]
[03/01 チョッパー]

2017/11/24
20:14
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007/01/21
23:11
試作機ってなにさ?

今まで散々岡部ださく氏の「世界の駄っ作機」の劣化コピーテイストの試作機の魔窟シリーズをお送りしてきたわけなのだがそもそも試作機ってなにさ?ってな話をしようというわけだ。(これも世界の駄っ作機にあったなたしか)

たとえば、F-16でも零戦でも90式戦車でもドライヤーでもいいんだけど今も昔も艦艇以外はなんか新しいものを作る時は大抵試作型、プロトタイプを作る。戦闘機とかの場合まずコンセプトを決めてから設計をしてからだいたいは試作機を作ってその設計が正しかったか試すんだけど今なんかコンピュータなんて文明の利器があるから試作機と生産型じゃほとんど形が一緒なわけだ。でも少なくとも30年ぐらい前はコンピュータも発達してなかったしその30年前は風洞試験が頼りだったからいくら設計が完璧に出来たと思っても飛ばしてみたら安定性が悪いとかフラッターが起きるとかつまりやってみなくちゃわからない問題が出てきてそれを解消するために設計を変更して新しい試作機を作ったりを繰り返して出来た原型機を元に量産、つまりその前の改修を繰り返したのは試作原型機となるわけだ。

ちなみに実験機はまた違って試作機が量産型を作ることで目的を果すのに大して実験機は例えば速く飛ぶとか新しい主翼の気流を調べるとかデータを採取するのが目的で性能が低すぎたり整備性が極端に悪かったりするから実戦ではまず使わない、というか使えない

ただし試作機を作らない場合もある。例としてはブラックバーンボウタがあってこれは設計段階で発注されてその設計のまま生産されてこれなら試作機を作る時間と資金と労力を節約できて一件良さそうに見えるけど大きな落とし穴がある・・・・・、ボウタもそうだったんだけど致命的な欠陥とかが見つかると試作機の場合は2号機3号機(ドイツ風に言えばV2、V3)を作れば済む話なんだが試作機無しで作ってて見つかったってことはその欠陥がある機体が今現在使われてて生産ラインに乗って次から次へと量産されてるってことでその機体全部を回収、そして改修しなくちゃならなくなる時間も手間も労力も掛かる事態になる。そんなわけでほとんどは試作機が作られるわけだ。

あとよくアニメなんかだと試作機とか実験機を実戦でつかったりするが試作機に関していえばよくあることで有名どころは零戦とティガー戦車、普通は実地や実戦試験の名目で投入されるんだけどアニメ等である試験落ちした機体(理由はだいたい「性能はいいけど諸事情でボツを」)実戦で使うってのは海外に輸出してたハインケルのHe112とか月光みたいに特殊な理由以外ではまずない、そもそも試験でポシャったってことは性能だったり生産性だったりに量産機としては許しがたい欠点があるってことでそもそも採用されてないってことは生産もされてないから予備の部品がない、それに部隊運用するには有る程度まとまった数も必要だ。まとまった数があれば「1機が損傷して予備の部品もない、でもほかにもっと酷い状態の機体があるからその部品を使う」とかができるけど試作機でそれをやると生産してないわけだから共食い状態でどんどん数が減ってゆくってことだ。(それ以外にも理由はいろいろある)

 

今日はこの辺で、またいつか続きを書くかも

PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
URL
FONT COLOR
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら