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ミリタリーな戯言と独り言

軍事系戯言の坩堝
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2006/12/18
00:10
対戦車戦闘とは何ぞや?~中編~

「あの約二ヶ月前の記事が前編だったんのか?」などというツッコミは置いといて対戦車戦闘の話第二弾『対戦車戦闘とは何ぞや?~中編~』はじまりはじまり~

まず戦車VS戦車の場合の話をしよう。戦車の強さは普通「砲の威力」「速度」「装甲」の攻走守(信頼性とか使いやすさとかカタログデータにない部分もあるけど)で表されるんだけど映画みたいに真正面からバカスカ撃ち合うなんてことはなくて大抵は物陰とか丘を利用した稜線射撃とかダッグインとかでこそこそ撃ち合うものなのだ。たぶん多くの人は『稜線射撃?ダッグイン?』となると思うので説明すると稜線射撃は丘を盾にしながら砲塔だけを出して攻撃する戦法で被弾面積を減らしつつ見つかりにくくも出来るのだが基本的に戦車は車高が低いから(砲尾が天井につかえて)俯角、つまり主砲を下に向けるのが苦手だし旋回させると上を向いちゃうから意外と難しかったりする。あと世界で(多分)一番稜線射撃が得意な戦車は自A隊の74式戦車、油気圧式で前後左右に姿勢制御(90式はもともと起伏の少ない北海道の運用が前提だから前後だけにされた)できてどんな地形でも対応可能な待ち伏せ攻撃の専門家・・・・とは言ってみたけど実際は砲弾の発達で防御が低すぎて待ち伏せ以外では使えないともいえる。それでダッグインは戦車の車体が入るぐらいの溝(壕)を掘って砲塔だけ出す方法で効果は稜線射撃と同じだけど精度はこっちが上じゃないかな?硫黄島だと戦車が送られたけど地形が酷すぎて使えないからバラして砲塔だけ使ったりダッグインで使ったりしたんだとさ

後編へつづく

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