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ミリタリーな戯言と独り言

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2008/01/05
01:50
世界の迎撃機~イギリス編~

迎撃機:敵の爆撃機を追い払う局地防空用の戦闘機

イギリスの場合ドイツとのバトル・オブ・ブリテンを見越して実はいろいろと迎撃戦闘機が考案・開発されていた。有名なのがホーカーのタイフーンで姉妹機のトーネードは搭載エンジンの諸事情でポシャったがタイフーンのほうはセイバーエンジンに苦労しながら完成した。タイフーンはハリケーンの代用であり2000馬力級発動機を搭載した迎撃戦闘機として開発された。ちなみにハリケーンは胴体部が羽布張りだったがタイフーンでは胴体がモノコックになりコクピットが羽布張りになっている、どうせなら全部モノコックにできなかったんだろうか?
話を戻して完成はしたもののバトル・オブ・ブリテンではハリケーンの生産が優先されたから生産型初飛行は41年の5月にズレ込んでしまい、さらに諸所の欠陥と主翼がブ厚すぎて上昇力が劣悪な上に高々度性能も低くなったからタイフーンは地上攻撃機として活躍したが迎撃機としては完全に失敗作になってしまった。

そのほかには双発与圧装置を取り付けた高々度迎撃機ウェストランド・ウェルキンスやヴィッカースタイプ432F4/40もあるがドイツの高々度爆撃の脅威がほとんどなかったのとタイプ432F4/40は性能がスカ、ウェルキンスは操縦性が悪かったのとスピットファイアの高々度戦闘機型が完成したため採用はされず、バトル・オブ・ブリテン以降のドイツ軍の空襲は下火となったためイギリスでこの手の迎撃機はあまり開発されなくなった。
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モノコック
2008年01月06日日

部分的に構造が違うのは面白いですね、材料不足?、技術面?、それとも生産性でしょうか、モノコック構造の耐弾性に疑問があって試してみたのかもしれませんね。

無題
2008年01月07日月

どうもホーカー社の機材や経験不足が理由らしいです。
コルセアや紫電もラダーなどの動翼は羽布張りですが胴体となると2000馬力級戦闘機ではタイフーンぐらいですね。そういえば改良型のテンペストの構造がどうなのかも気になりますね

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