2025/04/30 07:25 |
[PR] |
2006/10/17 23:11 |
プラモのすゝめ改~零夜戦~ |
第一回目プラモのすゝめ改はハセガワの零式艦上戦闘機五二型“夜間戦闘機”です。
この零戦は操縦席背後に30度の角度で20ミリ機銃(斜銃)を搭載した重爆迎撃用の五二型改造型で、マーキングは1945年1月第302海軍航空隊第1飛行隊所属「ヨ-129」厚木飛行場。ちなみに20ミリ“機銃”と言っているのは海軍が40ミリ超から機関砲(でけぇ)と言ったらしいのでそれに合わせて
実はこれ、エアブラシを購入してから2機目に作ってたりするから下面やスピナーが(当初はエアー缶だったから消費を恐れて)筆塗りにしたからそこだけムラがあったり塗装がいまいちだったりするほろ苦い思ひ出作品でもある。
風防後部左側から20ミリ機銃突き出しているのが分かると思う。と言うか一丁で大丈夫だったのだろうか?
この夜戦型零戦は厚木の他に岩国基地にもあったのだが実はラバウルでも目撃談がある。写真が無く、噂という可能性もあるだが実在したなら恐らく複座型の改造偵察機方零戦二一型のように現地でB-17などの重爆迎撃用に作られたものなのだろう
ここからは実機の話よん
『なんだ二一型じゃねーか!』とか言ってコメントに「死ねチョッパー!」とか書き込まないで(涙)あっ、石はやめてマジ痛いから
実は二一型に見えて五二型の極初期生産型、最初のは単排気管ではないのよね。ちなみに言うと奥が正真正銘の二一型甲(20ミリ機銃を長砲身のに換装したやつね)なんでこれが五二型かと言うとアンテナ支柱が手前のほうが短いのだ。五二型以降のアンテナ支柱は途中で垂直になっている部分が切られているからこれは極初期の五二型、ちなみに撮影場所はラバウル
こっちは五二型甲、甲は翼内機銃をベルト補弾式に改め、主翼外版を0.2ミリ厚くして急降下速度が667キロから740キロに上がったものの米軍機は800キロもザラではないからまだまだ遅い・・・
ドイツでも
2006年10月19日木
酷評された戦闘爆撃機を最初から夜戦利用したりしなかんたんでしょうか?
無題
2006年10月19日木
ドイツの夜戦機は武装強化しても性能低下が少ない双発機に限られていたようです。ちなみにHe219ウーフーはテストはともかく実戦ではレーダーアンテナや排気管の消炎装置のせいで実は速度はそこまで速くなかったのとザーメザウ戦法では航続距離の長いJu88が使われるなどそこまで重武装以外は性能が卓越していたわけではなかったとか・・・
いずれにせよ末期になるとレーダー装備の夜戦型モスキートに狩られることも多かったそうです。
- トラックバックURLはこちら