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2007/07/18 21:11 |
第二次大戦ジェット戦闘機物語 |
こうしてドイツ軍は第二次大戦では唯一ジェット軍用機をちゃんと運用していたんだがMe262を除けば運用された中で残るジェット機はAr234とHe162くらいで2機とも大々的な活躍なんかはしていない
そしてドーバー海峡超えた島国イギリスではドイツに一足送れてグロスターE28/39が飛んで44年初めにイギリス及び連合軍初の実用ジェット戦闘機グロースター・ミーティアが完成したわけだが機密漏洩を恐れてV1迎撃なんかのいわゆる“内地”で使われててちゃんと欧州に送られたのが終戦間際だってんだから実戦経験はほとんど無し、しかも肝心のV1迎撃は銃撃すると爆発に巻き込まれる危険性もあったから平行飛行しながら翼端で弾けば横方向の安定装置のないV1はスピンをしながら墜落するというわけなんだがミーティアは初期のジェットエンジンにありがちなレスポンスの利きの悪さで平行するのが難しくて多用はされなかったそうだ。ってこれじゃ本末転倒・・・・
と、言うわけで次回があればまた
おひさしぶりです
2007年08月17日金
どの分野も先駆者は大変ですね・・・・
そうだ。「メーサーシュミットを撃て」は御存じですか?荒削りだけど楽しい作品でしたよ。
無題
2007年08月18日土
こういう話を調べてみると大概先駆者は大変な思いをする上に報われないので面白かったりします(失礼)
「メッサーシュミットを撃て」は未見ですがこの手の小説は友人から借りた「大空のサムラ」しか読んでいないので機会があればぜひ読んでみたいです。
迎撃オンリーの思想かもしれませんね
2007年09月02日日
速く高く目標に到達し確実にダメージを与えるため当時思いつく急拵えでドイツを護ろうとした技術者の最後の切り札だったのかもしれませんね。
無題
2007年09月02日日
Me163をもっと“迎撃”向きしたようなBa349ナッターなんてトンデモ兵器もありなすからね~、このへんを見ると日本のキー109のように戦争末期症状になってきている気さえします
大戦末期症状
2007年09月03日月
そうですね、意地の世界、今回は負けても次のまた次の世代の我が民族の為に今相手に思い知らせておく、呪いの様な、切ない様な…当時の統計を見た事がありますが(米軍のです)大体の記憶ですが戦時の戦闘機は約10回程度の出撃が寿命だった様です、これは被撃墜もありますが約半数は何等かの事故に依り失われたそうです、レシプロは知りませんが当時のジェットエンジンの寿命は数十時間程、最初から確実にすぐに失われるのが分かっている、実用と消耗の線がとても近い恐ろしい状態ですね。
無題
2007年09月04日火
たしかに兵器において寿命と信頼性は大切ですね。最近米軍だとM16系の寿命と信頼性とその他モノモノの問題が増えているそうでイラクだと鹵獲したAKを使いたがる兵士もいるそうで、ベトナム戦争でも同じことしてたのを考えるとあまり進歩してないな~、という気がします。(汗)
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